9月に製造販売承認の承継および販売移管を行う
アスペンジャパン株式会社は、7月3日、協和発酵キリン株式会社が現在製造販売する医療用医薬品4製品9品目について、本年9月に製造販売承認の承継および販売移管を行うと発表した。
対象となる4製品のうち「アドリアシン」「パセトシン」「アセチルスピラマイシン」については、製造販売承認の承継を行う。「ダカルバジン」については、販売移管を行った後に製造販売承認の承継を行うとしている。
アスペンの日本企業、アスペンジャパン
アスペンジャパンは、世界各地に拠点を持つ医薬品企業・アスペンの日本法人。2013年に設立され、2015年7月からは主として必須医薬品を中心とする医薬品の販売によって事業を開始。今後は、高品質なジェネリック医薬品の販売も積極的に推進するとしている。
同社は、日本においては事業を開始したばかりだが、日本の医療に貢献するという強い使命感を持ち、信頼される会社になることを目指している。そのため、品質の高い製品を安定的に供給し、多様なニーズと期待に応えていくという。
医薬情報提供・収集・伝達に関する業務を行う
アスペンジャパンが9月に協和発酵キリンより承継するのは、抗悪性腫瘍剤「アドリアシン注用10」「同50」、合成ペニシリン製剤「パセトシンカプセル125」「同250」「同細粒10%」「同錠250」、抗生物質製剤「アセチルスピラマイシン錠100」「同200」、そして抗悪性腫瘍剤「ダカルバジン注用100」。
アスペンジャパンは9月1日より、これら製品の製造販売元および販売元として安定供給を行い、また医薬情報提供・収集・伝達に関する業務も行う。
(画像はアスペンジャパンの公式ホームページより)

協和発酵キリン株式会社からの製造販売承認の承継および販売移管についてのお知らせ - アスペンジャパン株式会社
https://www.aspenpharma.co.jp/