製薬業界ニュース
2025年05月10日(土)
 製薬業界ニュース

武田薬品、途上国に向けたグローバルCSRプログラムを選定

新着ニュース30件






























武田薬品、途上国に向けたグローバルCSRプログラムを選定

このエントリーをはてなブックマークに追加
3つのプログラムへ総額27.5億円を拠出
武田薬品工業株式会社(以下、武田薬品)は6月30日、途上国の人々の健康に予防の観点から貢献する、3つのグローバルCSRプログラムを選定したと発表した。

選ばれたのは、「ユニセフ(国際連合児童基金)」、「プラン・インターナショナル」、「ジョイセフ」をパートナーとするプログラム。70か国以上において全従業員が参加したオンライン投票により選定されたもので、武田薬品は、今回選定したプログラムに対して総額27.5億円を拠出するとしている。

武田薬品
ユニセフは、妊産婦や新生児ら対象に「人生最初の1000日」の改善目指す
190の国と地域ですべての子どものために活動する国連機関、ユニセフをパートナーとする、「人生最初の1000日」への保健/栄養プログラムは、生涯の健康の基礎を築く「人生最初の1000日」に着目。

ベナン、マダガスカル、ルワンダ地域において、妊産婦と新生児・乳幼児への統合的な保健/栄養プログラムにより「人生最初の1000日」を改善を目指す。

子どもや女性、約50万人の難民の健康状態改善へ
子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために国際NGOとして活動するプラン・インターナショナルをパートナーとする、南スーダン・シリア難民を対象とした包括的保健プログラム。

この活動は、難民の中でも最も脆弱な立場である子どもや女性に「安全な水の供給」「子どもの栄養改善」「母親と乳幼児の健康改善」を行い、難民の女性と子どもをはじめとする約50万人の健康状態を改善していくもの。

プラン・インターナショナルのプログラムは、エチオピア、ウガンダ、スーダン、南スーダン、エジプト、ヨルダン、レバノンの7か国で展開する。

日本発祥の国際協力NGOジョイセフは、アフリカの妊産婦と女性の命を守る活動を展開
途上国の女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGO、ジョイセフをパートナーとする、アフリカの妊産婦と女性の命を守る~持続可能なコミュニティ主体の保健推進プログラムは、コミュニティ主体の保健推進プログラムを通じて、予防の観点から正しい知識と保健サービスを草の根に届ける。

ジョイセフのプログラムは、アフリカ諸国の農村部における女性と妊産婦の命を守るために、ケニア、タンザニア、ザンビア、ガーナで展開していく。

今回の3つのグローバルCSRプログラム選定について、武田薬品は、いずれのプログラムも「途上国・新興国の人々の健康に貢献する予防活動」を重点テーマに掲げるグローバルCSRプログラムに沿った内容であるとコメント。

さらに、国連採択の「持続可能な開発目標:SDGs(Sustainable Development Goals)」の「目標3:すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献する取り組みであるとしている。

(画像は武田薬品工業株式会社 ホームページより)


外部リンク

武田薬品工業株式会社 ニュースリリース
http://www.takeda.co.jp/news/2017/20170630_7783.html


Amazon.co.jp : 武田薬品 に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->