「ジエノゲスト錠・OD錠「モチダ」」発売
持田製薬株式会社(以下、持田製薬)は6月16日、持田製薬販売株式会社(以下、持田製薬販売)が、子宮内膜症治療剤「ジエノゲスト錠・OD錠「モチダ」」(以下、ジエノゲスト錠)を発売したことを発表した。
持田製薬販売は、持田製薬の後発医薬品開発を目的として2014年に設立された子会社。「ジエノゲスト錠」は同社が製造販売している「ディナゲスト錠」と原薬、添加物、製造方法、製造工場が全て同一のオーソライズドジェネリックだ。
持田製薬は、産科・婦人科領域を重点領域に掲げており、2017年2月に製造販売の承認を受け、国内で初となる産婦人科領域でのオーソライズドジェネリックとなる。
持田製薬は、「ディナゲスト錠」は、1錠あたり475.5円(2017年6月16日現在)だが、今回発売される「ジエノゲスト錠」は、198.1円となるとしている。
産婦人科領域で初のオーソライズドジェネリック
「ディナゲスト錠」は、2008年1月に発売された独バイエル・シエーリング・ファーマ社から導入した子宮内膜症治療剤。プロゲステロン受容体を選択的に活性化し、卵巣機能抑制作用、また子宮内膜細胞抑制作用がある。
持田製薬は今後、「ジエノゲスト錠」の製造販売について持田製薬販売と連携、適正使用を推進していく予定。
(画像は持田製薬会社HPより)

持田製薬会社 ニュースリリース
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