「エタネルセプト」と「アダリムマブ」のバイオ後続品
持田製薬株式会社とあゆみ製薬株式会社は、6月12日、バイオ後続品に関する提携契約を締結したと発表した。
同契約は、持田製薬が開発中である「エタネルセプト」のバイオ後続品(開発コード「LBEC0101」)および「アダリムマブ」のバイオ後続品(開発コード「LBAL」)の国内販売に関するもの。
「独創研究」と「歴史あるベンチャー」
持田製薬は、1913年、東京都文京区本郷にて「独創研究」という考えのもとに創業された企業。医薬品事業においては、循環器・産婦人科・皮膚科・救急・精神科の領域を中心として、オリジナリティの高い医薬品の研究開発・製造・販売を展開。健康に関わる医療ニーズをいち早く捉え、新しい医薬品の概念を構築しようと活動している。
あゆみ製薬は、2015年、参天製薬株式会社の抗リウマチ薬事業および昭和薬品化工株式会社の医科事業を承継して誕生した企業。「リウマチ・整形外科領域のスペシャリティファーマ」を目指しており、「歴史あるベンチャー」として今までにない製薬会社を創り上げようとしている。
国内販売を両社が提携して実施
「LBEC0101」と「LBAL」は現在、持田製薬が韓国のLG Chem社と共に国内開発を進めている。「LBEC0101」は製造販売承認申請中、「LBAL」は臨床第3相試験が進行中だという。
今回の提携契約により両剤は、持田製薬が製造販売承認を取得した後の国内販売について、持田製薬とあゆみ製薬が提携して行うこととなる。関節リウマチ領域における販売促進活動は、あゆみ製薬が主体となって行う予定となっている。
(画像は持田製薬の公式ホームページより)

バイオ後続品に関する提携契約締結のお知らせ - 持田製薬株式会社
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