岡山大鵬薬品、ジェネリック悪性腫瘍剤「エスワンタイホウ配合OD錠」発売

岡山大鵬薬品株式会社は、6月16日、悪性腫瘍剤「エスワンタイホウ配合OD錠 T20」「同T25」を発売した。

同剤は、同社の親会社である大鵬薬品工業株式会社が製造販売している「ティーエスワン配合OD錠」のオーソライズドジェネリック。

岡山大鵬薬品は、大鵬薬品の子会社として、主に外用剤を製造・販売している企業。

医療用医薬品では、外用副腎皮質ホルモン剤や鎮痛・消炎パップ剤、経皮鎮痛消炎剤としてのパップ剤・テープ剤を、販売会社5社を通じて販売している。一般用医薬品では、フェルビナク含有のパップ剤などの販売を手がける。

同社はまた、オーソライズド・ジェネリック事業にも新たに参入。同事業を通じて、誰もが安心して抗がん剤治療を受けられる社会づくりに貢献するとしている。

今回発売された「エスワンタイホウ配合OD錠 T20」「同T25」は、処方や原薬・添加物、製剤の製造所・製造工程や包材の材質、さらには入り目や寸法までが、先発品である「ティーエスワン配合OD錠」と同一となっている。

このオーソライズドジェネリックを通じて同社は、大鵬薬品と連携し、患者や医療従事者により一層貢献できるよう努めるとしている。

（画像は岡山大鵬薬品の公式ホームページより）




抗悪性腫瘍剤『エスワンタイホウ配合OD錠』新発売のお知らせ - 岡山大鵬薬品株式会社
http://www.okayama-taiho.co.jp/pdf/20170616.pdf