臨床試験の実施に向けて締結
株式会社リボミックは、5月25日、同社の創薬製品「RBM-007」の治験に向けて、大阪大学医学部附属病院小児科・大薗恵一教授との間で医学専門家の委嘱に関する契約を締結したと発表した。
大薗教授は、大阪大学医学部附属病院小児科の臨床医を務める人物。同契約は、「RBM-007」の軟骨無形成症治療薬としての臨床試験実施に向け、締結されている。
バイオベンチャー、リボミック
リボミックは、核酸医薬の一種「アプタマー医薬」の開発を手がける創薬プラットフォーム系バイオベンチャー。同社は、様々なアプタマー医薬の開発に応用することが可能である「RiboART システム」を、創薬基盤技術として保有。広い領域のアンメット・メディカル・ニーズに対応すべく、新薬の提供を目指している。
同社における軟骨無形成症治療薬「RBM-007」の開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)から創薬支援推進事業として支援を受ける形で推進されている。軟骨無形成症モデルマウスを用いた薬理試験では、低身長改善効果を示し、非臨床POCの獲得が確認された。
メディカルモニタリングなどを行う
大薗教授は、診療科長として大阪大学医学部附属病院小児科を主宰。軟骨無形成症をはじめとする小児難病の治療法を確立すべく、情熱的に取り組んでいる。
今回締結された契約に基づき大薗教授は、メディカルモニタリング、文書の医学レビュー、各種助言などを、「RBM-007」の臨床試験に関して行う。
(画像はリボミックの公式ホームページより)

RBM-007の治験に向けて大阪大学医学部附属病院小児科の大薗恵一教授と契約を締結 - 株式会社リボミック
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