合計7つの効果・効能に
日本化薬株式会社は2017年5月25日のニュースリリースで、ジェネリック医薬品の代謝拮抗剤「エヌケーエスワン(R)」(一般名、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)について、効能・効果追加に係る医薬品製造販売承認事項一部変更承認申請を実施し、厚生労働省から2017年5月24日付けで承認を取得したと発表した。
今回対象となったのは、「エヌケーエスワン(R)配合OD錠T20・T25」、「エヌケーエスワン(R)配合顆粒T20・T50」、「エヌケーエスワン(R)配合カプセルT20・T25」の3種類の剤形で、従来の「胃癌、頭頸部癌」の効果・効能に加え、「結腸・直腸癌、非小細胞肺癌、手術不能又は再発乳癌、膵癌、胆道癌」の効果・効能が新たに承認された。
新薬開発で患者のQOLの向上に貢献する
日本化薬は、抗がん薬に強みを持ち、がん治療に関する信頼性の高い情報を医療機関に提供していくことが大きな使命と考え、がん専門MR(医薬情報担当者)の育成に力を入れ、また、新たな技術を用いた新薬の開発にも力を入れている。
今後も新薬の開発とともに、バイオ後続品、ジェネリック医薬品についても鋭意国内開発を進め、患者やその家族、医療関係者や医療機関に、なお一層貢献できるよう努力していくと述べている。
(画像は日本化薬株式会社のサイトより)

日本化薬株式会社ニュースリリース
http://www.nipponkayaku.co.jp/information/日本化薬株式会社
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