サポート小冊子発行
ノバルティス ファーマ株式会社は、以前より、親ががんになったときの子供のサポート活動について支援しているが、このたび、がん患者と思春期の子供とのコミュニケーションをサポートするための小冊子「だれも分かってくれない!思春期の子どもにとって、親ががんの患者であるということ」を新たに制作した。
同冊子は、当社の「がん領域への取り組み」のウェブサイト内の「こころやコミュニケーションのサポート」ページから、電子ブックでの閲覧およびPDFのダウンロードが可能である。
(画像はニュースリリースより)
どのような小冊子なのか
親や家族ががんになったときに、子供に何をどのように伝えればよいのかは大きな課題の一つである。特に子どもが思春期にある時は、大人になる発達段階で精神的に不安定な時期でもあり、コミュニケーションが難しい場合も多く見られる。
「だれも分かってくれない!」は、こうしたがん患者のニーズに応えるため、米国のチャイルド・ライフ・スペシャリストのキャサリン・マッキュー氏が新たに書き起こしたもので、がんになった親を持つ子どものサポートに取り組む団体 Hope Treeの協力のもと作成されたものである。この小冊子では、思春期の子供の感じ方、接し方、家族の体験談などを紹介している。
Hope Treeは、医療ソーシャルワーカー、小児科医、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、臨床心理士、看護師、司書により日本で結成されたグループです。「成人医療の現場で子どもの存在を忘れてはいけない」「子どもも含めた家族全体の支援が必要」という視点で、周囲の大人がそれぞれの子どもの個性を尊重して適切にサポートできるよう備えるための情報をホームページなどで提供しています。(ニュースリリースより引用)
ノバルティス ファーマでは、がん患者や家族、また医療関係者の方々に、よりよいコミュニケーションのヒントをご提供できることを願い、この小冊子を制作した。

ノバルティス ファーマ株式会社
http://www.novartis.co.jp/index.htmlこころやコミュニケーションのサポート
http://www.novartisoncology.jp/patients/support/Hope Tree
http://www.hope-tree.jp