MRが看護師との面談をどう考えているか
株式会社 社会情報サービスは、製薬会社のMR職(医薬情報担当者)を対象にした自主調査を実施し、その結果レポートを5月22日に発表した。
同社は、市場調査・世論調査の企画・実施・分析を手がける企業。同レポートは、MRが考える若手医師や看護師のニーズなどについて聴取し、MRが看護師との面談に関してどのように考えているかという点に関して結果を公表するものとなっている。
MRが定期的に訪問する面談相手、最多は「医師」
同レポートではまず、「製薬会社MRが定期的に訪問する面談相手」の調査結果を述べている。面談相手として最多だったのは「医師」であり、次点は「薬剤師(院内の薬局長、福薬局長)」となった。次いで「薬剤師(調剤薬局)」「薬剤師(院内のその他の薬剤師)」「看護師(外来)」「看護師(病棟)」が並ぶ結果となっている。
また調査では、「看護師がMRに期待すること」を当のMRに訊ねてもいる。結果は、「患者サポートになる情報提供」が最多で、以下「薬剤に関する情報」「資材の提供・説明」「医師の考えの共有」「安全性関連情報」といった回答が並ぶ。
聞いてみたいこと、最多は「MRに求めること」
調査では、「MRが看護師に聞いてみたいこと」という質問も行われている。結果は、「MRに求めること」がトップ。次点には「MRの存在価値・印象」「医師に対する影響度、医師との関係性」「薬剤について」といった回答が並んだ。
同社は、定期的に看護師を訪問しているMRと訪問していないMRとの間で、回答に差異があることにも注目している。詳細は、同社のプレスリリースで。
(画像はプレスリリースより)

看護師との面談についてのMRの認識に関する調査結果を公表 - 株式会社 社会情報サービス
https://www.ssri.com/press_release/2017/05/22/20170522/