2016年7月には3成分6品目について販売移管
日医工株式会社は、5月1日、抗がん剤「アクプラ静注用10mg/50 mg/100mg」の製造販売承認を、塩野義製薬株式会社より承継したと発表した。
同社は、2016年7月、塩野義製薬が保有するオンコロジー領域3成分6品目について販売移管を行い、販売元として製品の供給を行っていた。
健康な生活を願う人々の期待に応える
日医工グループは、1965年に創立されて以来、経済性に優れた品質の高い医療用医薬品の製造販売を続け、健康な生活を願う人々の期待に応えている企業。
同社は、日本政府が打ち出したジェネリック促進策を受けて、「日本の新しいジェネリック市場80%の世界」をビジョンとして掲揚。2016年4月から2019年3月までの3ヶ年を期間として、新しい第7次中期経営計画「Obelisk」を策定した。世界の患者・薬剤師・医師・卸売業者・製薬企業に必要とされるジェネリックメーカーとなるべく、努力を行うとしている。
オンコロジー領域の強化につなげる
日医工の「Obelisk」では、オンコロジー領域への注力もまた、基本戦略の一つとしている。同社は、今回の「アクプラ」承継をオンコロジー領域の強化につなげることで、より一層がん治療に貢献できるとしている。
なお、「アクプラ」の製品供給と情報提供、そして収集活動は、これまで通り日医工が適切に行うとしている。
(画像は日医工の公式ホームページより)

日医工、アクプラ静注用10mg/50mg/100mgの製造販売承認を承継 - 日医工株式会社
http://www.nichiiko.co.jp/finance/gif/4541_20170501_01.pdf