カナグル錠(R)輸入販売承認を取得
田辺三菱製薬株式会社(以下、田辺三菱製薬)は4月24日、台湾にある連結子会社、台田薬品股份有限公司(以下、台田薬品)が2型糖尿病を適応として、「カナグル錠(R)100mg」(以下、カナグル錠(R))の輸入販売承認を取得したことを発表した。
田辺三菱製薬グループとしては日本に次いで2番目の販売となる。
カナグル錠(R)は、導出先企業によって、すでに世界70ヶ国以上の国で販売。日本では、2014年9月に発売され、2012年6月に発売された2型糖尿病治療薬「テネリア錠(R)」と合わせて、糖尿病領域No.1を目指している。
糖尿病患者が増加傾向
カナグル錠(R)は、腎臓の尿細管において糖の再吸収を抑制、過剰な糖を尿中に排泄し、血糖値を降下させる働きを持つ。
糖尿1病には1型、2型とあるが、2型糖尿病は生活習慣病とされ、カロリー過多や運動不足、肥満が原因で起こる疾病の1つだ。
現在、台湾では、糖尿病患者が増加傾向にあり、今後も増加すると予想されているという。
台田薬品は1987年に設立され、高血圧症の治療にも使用されるヘルベッサー(R)、コンコール(R)(日本名・メインテート(R))、高コレステロール血症治療薬リバロ(R)など、生活習慣病領域の薬の販売を行っている。
(画像は田辺三菱製薬株式会社HPより)

田辺三菱製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.mt-pharma.co.jp/