医薬・医療向けロボット発売を発表
川崎重工株式会社は、2013年11月1日より2種類の医薬・医療向けロボットを発売することを発表しました。
医薬・医療現場でのリスク排除に期待
今回発売されるロボットには、医薬・医療現場で人が介在することによる微生物混入等のリスクを排除し、また、抗がん剤等の高薬理活性医薬品の取り扱いによる医療従事者が細菌や、ウイルス、有害薬品にさらされるリスクを排除することが期待されています。
医薬・医療向けロボットの特徴
ロボットは、凹凸が少なく高い防水性を兼ね備えているため洗浄しやすくなっており、また、表面が薬液耐性の高い素材でコーティングされているため、クリーニング作業が容易に行え汚染を防止することが可能です。
その他にも、国際標準化機構(ISO)が定める規格においてもISOクラス5の清浄度を実現しており、医薬・医療業界の生産ラインでの活躍が期待されています。
クリーンルーム(clean room , CR)とは、空気清浄度が確保された部屋のことである。JIS Z 8122では、コンタミネーションコントロールが行われている限られた空間であって、空気中における浮遊微小粒子、浮遊微生物が限定されて清浄度レベル以下に管理され、また、その空間に供給される材料、薬品、水などについても要求される清浄度が保持され、必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件についても管理が行われている空間と定義されている。
(Wikipediaより引用)

川崎重工株式会社
http://www.khi.co.jp/