「ジプレキサ」のジェネリック医薬品
Meiji Seika ファルマ株式会社は、2017年12月26日、抗精神病薬・双極性障害治療薬「オランザピン『明治』」について、効能・効果および用法・用量の一部変更申請を行ったと発表した。
同剤は、「ジプレキサ錠2.5mg」「同5mg」「同10mg」、「ジプレキサザイディス錠2.5mg」「同5mg」「同10mg」、「ジプレキサ細粒1%」のジェネリック医薬品。
「スペシャリティ&ジェネリック・ファルマ」
Meiji Seika ファルマは、1946年にペニシリンを開発して以来、抗菌薬のトップメーカーとして国内外へ製品を提供している企業。近年は、新薬事業において培ったノウハウを活用し、新薬と遜色ない高品質なジェネリック医薬品の供給も実施。「スペシャリティ&ジェネリック・ファルマ」として、多様な医療ニーズに応えている。
同社は、有用で高品質な製品の研究開発と、安定的な供給および製品情報の適切・迅速な提供などにより、社会的責任を果たすことを目指している。あらゆる面で「健康・安心」への期待に応え、生命関連産業に携わるものとして誠実に努力を重ねていくことを、「志」としているという。
適応不一致を解消させるために申請
「オランザピン『明治』」の先発医薬品である「ジプレキサ」は、「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)」の効能・効果および用法・用量が承認されている。しかし、「オランザピン『明治』」にはこの適応がなかった。この不一致を解消するために、今回の一部変更承認申請は行われている。
Meiji Seika ファルマは今後も、安全で高品質な医薬品の安定供給および情報提供に努めるとしている。
(画像はMeiji Seika ファルマの公式ホームページより)

「オランザピン『明治』」の「効能・効果」および「用法・用量」の一部変更申請に関するお知らせ - Meiji Seika ファルマ株式会社
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/