2025年05月06日(火)

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テラファーマ、細胞製品や治験製品の輸送について、アルフレッサと提携

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テラファーマ、細胞製品や治験製品の輸送について、アルフレッサと提携

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テラファーマ、細胞製品や治験製品の輸送について、アルフレッサと提携

　2017年12月24日 22:00　

治験製品等輸送管理業務委受託契約を締結

テラ株式会社は、2017年12月21日、同社連結子会社のテラファーマ株式会社が、細胞製品の輸送に関するコンサルティング基本契約および治験製品等輸送管理業務委受託契約を、アルフレッサ株式会社との間で締結したと発表した。

新しい治療法を一日も早く患者へ届ける

テラファーマは、がん免疫療法の一つである樹状細胞ワクチン療法の研究開発を行い、全国の医療機関にその技術・ノウハウを提供してきた。同社の樹状細胞ワクチン療法を受けたがん患者は延べ1万1000名を上回り、その臨床データの解析も進んでいる。

こうした実績をもとにテラファーマは、進行膵臓がんに対する樹状細胞ワクチンの治験に対しても、同社開発の樹状細胞ワクチンを提供。新しい治療法を一日も早く患者へ届けるべく、薬事承認申請に向けて取り組んでいる。

樹状細胞ワクチンの全国提供も、両社で目指す

アルフレッサは、医療用医薬品等の卸売事業を行う企業。テラファーマと今回締結した契約により、再生・細胞医療に用いられる治験製品の輸送管理業務に初めて携わることとなる。テラファーマは、細胞製品の輸送に関する業務手順やノウハウを、アルフレッサに提供。治験製品の高品質な輸送体制構築を、支援するとしている。

また両社は、再生医療等製品として上市後の樹状細胞ワクチンを全国の医療機関に提供することも、将来的には目指すとしている。

（画像はテラの公式ホームページより）