より多くの医療関係者が確認できるように
大原薬品工業株式会社は、12月14日、「原薬製造元(製造国)」の情報を同社ホームページにて公開したと発表した。
同社はこれまでも、「大原薬品工業 ジェネリック医薬品 品質情報集(通称「大原版 オレンジブック」)」にて「原薬製造元」の情報を公開してきたが、より多くの医療関係者が確認できるよう、ホームページでの公開に踏みきったという。
詳しい医薬品情報を提供し、更新も毎年実施
大原薬品工業は、2010年より「大原版 オレンジブック」の発行を開始。医師・薬剤師・医療関係者へ向けて、詳しい医薬品情報を提供し、またその情報の更新も毎年実施してきた。
「大原版 オレンジブック」は、「外形」「添加物」「各種コード」といった基本情報や、「生物学的同等性試験」「溶出試験」などの承認データなど、医療関係者に必要となる情報を掲載。全製剤の「原薬製造元(製造国)」および「製剤製造元」の情報も掲載している。
正確な医薬品情報を適時・適切に提供
厚生労働省が公表した「平成28年度ロードマップ検証検討事業報告書 概要」においても、「後発医薬品メーカーに望むこと」として「製造に関する情報の公開・提供、品質情報の公開・提供」が強い要望として上がっていることに、大原薬品工業は注目。ホームページにおける「原薬製造元(製造国)」の情報公開に至ったという。
同社は今後も、正確な医薬品情報を適時・適切に提供し、医療関係者のニーズに応えるとしている。
(画像は大原薬品工業の公式ホームページより)

「原薬製造元(製造国)」の情報公開に関するお知らせ - 大原薬品工業株式会社
http://www.ohara-ch.co.jp/