剤形追加のロスバスタチン、先発品と剤形・規格がそろう
第一三共株式会社は12月7日、国内子会社の第一三共エスファ株式会社(以下「第一三共エスファ」)が、同日付で官報告示されたジェネリック医薬品2成分4品目を12月8日に新発売すると発表した。
発売となるのは、HMG-CoA還元酵素阻害剤ロスバスタチンOD錠2.5㎎「DSEP」、同5㎎「DSEP」と、抗ヘルペスウイルス剤ファムシクロビル錠250㎎「DSEP」、同500㎎「DSEP」。
ロスバスタチンOD錠「DSEP」は、クレストール(R)OD錠のオーソライズド・ジェネリックとして発売される。
第一三共エスファからは、既にロスバスタチン錠2.5㎎「DSEP」とロスバスタチン錠5㎎「DSEP」が発売されており、ロスバスタチンOD錠「DSEP」は同成分の剤形追加。今回OD錠が発売されたことで、先発品の剤形・規格と同じラインアップがそろったことになる。
製剤・包装表示の工夫で、取り違えや飲み間違い防ぐ
第一三共エスファでは、薬剤師の負担軽減や患者の飲み間違い等による医療事故防止のため、製剤・包装表示の工夫に取り組んできており、今回発売となる4品目にもその工夫が施されている。
ファムシクロビル錠については、「製品名」「有効成分の含量」等の情報をインクジェット印刷により両面印刷。識別しやすくすることにより、薬の取り違えや飲み間違いを防ぐ。
更に今回発売となる製品から、個装箱には調剤時に様々な情報確認が可能とする「iパッケージ」を採用。個装箱に、開封前に錠剤の外観が確認できる錠剤イメージ図や、最新の添付文書が読み込めるQRコードが印刷されており、GSIデータバーや使用期限などの情報が入った変動情報入りコードを導入している。
(画像はプレスリリースより)

第一三共株式会社 ニュースリリース
http://org.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006764.html