経口抗凝固剤リクシアナOD錠を新発売
第一三共株式会社は11月29日、経口抗凝固剤リクシアナ(一般名:エドキサバントシル酸塩水和物)のOD錠15㎎・OD錠30㎎・OD錠60㎎を、新発売した、と発表した。
リクシアナOD錠の製造販売承認取得日は2017年8月16日、薬価基準収載日は2017年11月29日。
口中の唾液ですぐ溶けるOD錠
リクシアナは、ヒトの活性化血液凝固第X因子(FXa)を選択的・可逆的に直接阻害し、血液凝固時間を延長する作用のある1日1回投与の経口抗凝固剤である。
効能・効果は、「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」、「静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制」、「下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制」の3つで、血栓塞栓症の発症抑制や治療に広く使用されている。
OD錠は、Orally Disitegration(口腔内崩壊)錠の略で、口中の唾液ですぐ溶けるため、かみ砕きや水を飲む必要がなく、高齢患者にも服薬しやすい錠剤である。
薬価は、15㎎が1錠294.20円、30㎎が1錠538.40円、60㎎が1錠545.60円。
(画像はプレスリリースより)

第一三共株式会社のニュースリリース
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006753.html