発売を行うのは、Upsher-Smith社
沢井製薬株式会社は、11月30日、同社の米国子会社が低カリウム血症治療薬「Klor-Con(クロルコン)細粒20mEq」を米国にて発売すると発表した。
この発売を行うのは、Upsher-Smith社。1919年に設立されたジェネリック製薬企業であり、2017年5月に、沢井製薬の子会社となっている。
高品質なジェネリック医薬品を通じて社会へ貢献
沢井製薬は、「真心」をこめた高品質なジェネリック医薬品を通じて、社会への貢献を目指している製薬企業。同社は、薬価が安く安心して使用できるジェネリック医薬品を、一人でも多くの患者へ届けることが、人・社会・医療の発展につながるものと確信。ジェネリック医薬品の品質を追求し続けている。
また、革新なくして企業の発展はないとも考え、研究開発・生産など全ての分野で社員が創造性を発揮し、積極的な挑戦を行うことを推進。人との出会いやパートナーとの協力関係を大切にし、社会との調和を図ることが、企業の成長に不可欠なものであると確信しているという。
シナジー効果を最大限発揮
Upsher-Smith社は、長年にわたり高品質で低価格のジェネリック医薬品を提供している製薬企業。市場シェア上位の製品や製造難度の高い徐放性製剤を有し、米国のジェネリック市場において揺るぎない地位と事業基盤を確立している。
今回発売される「Klor-Con細粒20mEq」は、カリウム高含有食品の摂取による食事管理または利尿薬投与量の減量では不十分な患者において、低カリウム血症の治療と予防に適応がある薬剤。Upsher-Smith社と沢井製薬は、シナジー効果を最大限発揮し、米国市場におけるさらなる成長を図るとしている。
(画像は沢井製薬の公式ホームページより)

米国におけるKlor-Con(クロルコン)細粒20mEq発売のお知らせ - 沢井製薬株式会社
https://www.sawai.co.jp/release_list/20171130/594/