最初で唯一の最短8週間治療
アッヴィ合同会社は、11月27日、C型慢性肝炎治療薬「マヴィレット配合錠」を発売した。
「マヴィレット」は、最短で8週間治療を可能にするパンジェノ型のリバビリンフリーC型慢性肝炎治療薬。肝硬変を有さず、直接作用型抗ウイルス薬の治療を受けていないジェノタイプ1型および2型のC型慢性肝炎感染患者にとって、同剤は最初で唯一の最短8週間治療となる。
革新的な先進治療薬の開発に邁進
アッヴィは、世界で最も複雑かつ深刻な疾患に対する革新的な先進治療薬の開発に邁進している、研究開発型のグローバルなバイオ医薬品企業。同社は、専門知識・献身的な社員・イノベーション実現に向けた独自の手法を、それぞれ保有。これらの強みを活かして、「自己免疫疾患」「オンコロジー」「ウイルス感染症」「ニューロサイエンス」といった領域における治療向上をミッションとしている。
日本においてアッヴィは、アッヴィ合同会社の約1000人の社員が医療用医薬品の研究・開発や販売に従事。「自己免疫疾患」「新生児」「肝疾患」「ニューロサイエンス」の各領域を中心として、患者の生活への貢献を願っている。
潜在的なアンメットニーズに取り組む
「マヴィレット」は、2017年2月に製造販売承認申請が行われ、同年3月には厚生労働省が優先審査品目に指定。同年9月に承認された。この承認は、日本人患者を対象とした第3相臨床試験のデータを根拠とするもの。同試験において同剤は、99%のウイルス学的著効率を達成している。
アッヴィは、この革新的な製品を通じて潜在的なアンメットニーズに取り組み、治療の進歩に貢献したいとしている。
(画像はプレスリリースより)

最短8週間治療を可能にするC型慢性肝炎治療薬「マヴィレット配合錠」を新発売 - アッヴィ合同会社
http://www.abbvie.co.jp/