学生、会社員、事業者、起業家などが対象
MSD株式会社は2017年11月24日のニュースリリースで、日本の糖尿病領域における医療課題を解決するビジネスプランを募集する「Diabetes Innovation Challenge(ダイアビーティス イノベーション チャレンジ)」の最終審査会・表彰式を2017年11月18日に開催し、最優秀賞・優秀賞・アライアンス賞の3団体を決定したと発表した。
最終審査の結果、最優秀賞にエーテンラボ株式会社、優秀賞に株式会社プライム・ファクターズ、そしてアライアンス賞に九州大学ビジネススクール所属の歯っぴ〜が選定された。
この入賞した3団体は、MSDが2〜3カ月間のメンタリングを実施し、ビジネスプランの実現化を支援する。
糖尿病領域の医療課題に挑むコンテスト
今回の「Diabetes Innovation Challenge」は、MSDのスタートアップ企業向けビジネス開発支援プログラム(ヘルステックプログラム)の取り組みの一つであり、糖尿病領域に特化したビジネスコンテストである。
厚生労働省の調査によると、日本人の5人に1人は、糖尿病患者及び予備群と言われ、糖尿病における医療課題としても挙げられる「健康診断等の受診率の現状」、「糖尿病が疑われている人の医療機関受診率の現状」、「糖尿病薬の服薬アドヒアランス(服薬遵守)の現状」の3つが今回のコンテストの課題テーマとなっている。
MSDは、これら医療課題の解決を目指すビジネスプランを募集し、実現化を支援することで、日本の糖尿病治療への貢献および糖尿病患者のQOL向上を目指すと述べている。
(画像はMSD株式会社のサイトより)

MSD株式会社ニュースリリース
http://www.msd.co.jp/newsroom/MSD株式会社
http://www.msd.co.jp/