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2025年05月07日(水)
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オプジーボとヤーボイの併用療法が腎細胞がんの高リスク患者で全生存期間の優越性を示す

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オプジーボとヤーボイの併用療法が腎細胞がんの高リスク患者で全生存期間の優越性を示す

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アンメットニーズを満たす可能性
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は2017年11月7日、未治療の進行または転移性腎細胞がん(RCC)の中および高リスク患者を対象に、オプジーボとヤーボイの併用療法を標準治療であるスニチニブと比較評価した第3相CheckMate-214試験の新たな探索的解析の結果を発表したことを、小野薬品工業株式会社が2017年11月10日のニュースリリースで伝えた。

PD-L1発現に関するサブグループの探索的解析では、スニチニブ群と比較して、オプジーボとヤーボイの併用療法群の全生存期間(OS)の優越性が、PD-L1発現レベル1%未満(ハザード比0.73)および1%以上(ハザード比0.45)の両サブグループで示された。

これらの結果は、メリーランド州ナショナルハーバーで開催される第32回がん免疫学会の年次総会において、11月10日に「High Impact Clinical Trial Results Session」の中で、発表する予定となっている。
オプジーボ
がん免疫療法薬の共同開発など戦略的提携契約を締結
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、350以上の臨床試験におよぶオプジーボの単剤療法または他のがん免疫療治療薬とその他の治療薬との併用療法による臨床開発プログラムを遂行している。

また、固形がんから血液悪性腫瘍まで約50種類以上におよぶがん腫に対してオプジーボを研究しており、トランスレーショナルメディシンに対する能力を駆使し、患者一人一人に最大限のベネフィットをもたらすことを目標に取り組んでいると述べている。

小野薬品工業は、がん免疫療法による治療をより多くの患者に提供するためには、社内のイノベーションだけでなく、この領域を率いる専門家との密接な協働が不可欠であると考え、臨床現場での標準治療を上回る新たな治療選択肢を臨床現場に提供することを共通の目標として、学術界、政府、アドボカシー団体、バイオテクノロジー企業と提携すると述べている。

(画像はブリストル・マイヤーズ スクイブ社のサイトより)


外部リンク

小野薬品工業株式会社ニュースリリース
http://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n17_1110.pdf

小野薬品工業株式会社
https://www.ono.co.jp/

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社
http://www.bms.com/


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