ダブル処方、3つの技術を採用した点鼻薬を発売
大正製薬株式会社は11月6日、血管収縮薬と抗アレルギー薬のダブル処方、3つの技術を採用した点鼻薬「パブロン点鼻クイックJL」を発売する、と発表した。
ナファゾリン塩酸塩とケトチフェンフマル酸塩のダブル処方
点鼻薬「パブロン点鼻クイックJL」は、花粉などの鼻への侵入で、血管収縮作用により生じた鼻づまり症状を速く抑える血管収縮剤「ナファゾリン塩酸塩」を含む。
また、アレルギーを元から抑える「抗アレルギー作用」、症状を改善する「抗ヒスタミン作用」、炎症を鎮める「抗炎症作用」のトリプル作用で優れた効果を有するアレルギー性疾患治療剤「ケトチフェンフマル酸塩」も含み、ダブル処方の第2類医薬品(セルフメディケーション税制対象品)である。
また、花粉などに悩む生活者のために、噴霧して鼻粘膜に付いた時ジェル化して、液だれし難い設計になっている。
また、噴霧時に薬剤がマイクロミスト化し、花粉の付きやすい部分を中心に広がり、鼻の奥まで直接届く。
さらに、鼻炎時、アルカリ性の鼻汁を酸性に変えるpHのコントロールにより、花粉が割れ難いようにした、とのこと。
希望小売価格は、15mL入りで、税抜き1,380円である。
(画像はプレスリリースより)

大正製薬株式会社のニュースリリース
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