ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の認知向上と、対策方法の啓発目指し
塩野義製薬株式会社(以下、塩野義製薬)は11月9日、株式会社サンゲツ、ダイキン工業株式会社、帝人フロンティア株式会社とのコンソーシアムとして「ダニアレルギー対策会」を発足したと発表した。
同会は、ダニを原因とする通年性アレルギー性鼻炎の認知向上と、その対策方法の啓発を目的として発足されたもの。
製薬、インテリア、空調設備、繊維という異業種4社が結集した「ダニアレルギー対策会」は、今後共同でのイベントを開催する他、各参画企業それぞれによるダニアレルギー対策の啓発、研究成果の発表などを行っていく。
ウェブサイトでも、ダニアレルギー関連情報を発信
近年増加傾向にあるアレルギー性鼻炎の患者は、日本人の4人に1人と推計されている。
アレルギー性鼻炎には、花粉などが原因の季節性アレルギー性鼻炎と、ダニなどが原因の通年性アレルギー性鼻炎があり、特にダニを原因とする通年性アレルギー性鼻炎の患者数が増加。その背景には、気密性の高い住宅が増えている点などがあげられる。
「ダニアレルギー対策会」は、ダニを原因とする通年性アレルギー性鼻炎とその対策方法の認知向上を通じ、人々の健康づくりに貢献していく。更に今後は、認定NPO法人「アレルギー支援ネットワーク」との協力により、ダニアレルギーに関連する情報をウェブサイトでも発信していく予定。
(画像は塩野義製薬株式会社 ホームページより)

塩野義製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.shionogi.co.jp/