「キックリン(R)カプセル250mg」「キックリン(R)顆粒86.2%」対象に契約締結
アステラス製薬株式会社(以下、アステラス)とトーアエイヨー株式会社(以下、トーアエイヨー)は10月2日、アステラス製薬が製造販売する、高リン血症治療剤「キックリン(R)」(一般名:ビキサロマー)について、共同販促を行うことに合意し契約を締結したと発表した。
今回の契約は「キックリン(R)カプセル250mg」と「キックリン(R)顆粒86.2%」の両剤を対象としており、共同販促は10月より開始されている。
アステラス、三和化学研究所、トーアエイヨー、三社での共同販促へ
ビキサロマーは、米国Ilypsa, Inc.(現Amgen Inc.子会社)が創製した薬剤。アステラス製薬は2006年に日本での独占的開発・販売権を獲得し、2012年6月に透析中の慢性腎不全患者における高リン血症の改善を効能・効果としてキックリン(R)カプセルを発売した。
2016年2月には、保存期の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善に対する効能・効果追加の承認を取得。さらに、同年12月には追加剤形としてキックリン(R)顆粒を発売した。
これまでアステラス製薬と株式会社三和化学研究所が共同で行ってきた両剤の販促に、今後はトーアエイヨーも加わることとなる。
アステラス製薬は、今回の提携によりキックリンに関わる医薬情報活動の充実を図り、慢性腎臓病患者の高リン酸血症治療に、より一層貢献していく考え。
(画像はアステラス製薬株式会社 ホームページより)

アステラス製薬株式会社 ニュースリリース
https://www.astellas.com/