215名の患者を対象としたプラセボ対照試験
塩野義製薬株式会社は2017年9月25日のニュースリリースで、塩野義製薬が創製し開発を進めている低分子トロンボポエチン受容体作動薬ルストロンボパグについて、「待機的な観血的手技を予定している慢性肝疾患患者の血小板減少症の改善」を目的としたグローバル第3相試験(L-PLUS2試験)で、良好な試験結果が得られたと発表した。
さらに、ルストロンボパグは、米国食品医薬品局(FDA)よりファスト・トラックの指定を受けており、この試験の良好な結果をもとに、新薬承認申請のローリング・サブミッション(段階的申請)を開始したことも発表した。
主要評価項目で35.8ポイント上まわった
L-PLUS2試験の結果は、日本で実施したL-PLUS1試験の有効性と安全性を再現したことになる。このL-PLUS2試験の詳細結果は、今後の学会等での発表を予定している。
塩野義製薬は、「常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」という経営理念のもと、研究開発型の製薬企業として革新的新薬の継続的な提供を通じて、世界中の人々の健康とQOLの改善に貢献していくと述べている。
(画像は塩野義製薬株式会社のサイトより)

塩野義製薬株式会社ニュースリリース
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