革新的な製品とサービスの開発推進目指す
株式会社スズケン(以下、スズケン)は、9月25日の取締役会において、ヤマト科学株式会社(以下、ヤマト科学)との間で資本業務提携を行うことについて決議したと発表した。
ヤマト科学は、理科学機器・試験研究設備・分析計測機器・産業試験検査機器・医療機器の開発・製造及び国内外への販売などを行う企業で、スズケンはヤマト科学に対して「キュービックス(R)」に関わる薬剤管理用冷蔵庫の開発・製造を委託し、その運用・保守・配送を共同して行っている。
スズケンは中期成長戦略の中で、パートナー企業や外部企業との協業による新たなビジネスモデルの構築を目指しており、ヤマト科学と協力して革新的な製品とサービスの開発を推進することを目的に、資本参加を含む業務提携を行うことに合意したもの。
スペシャリティ医薬品流通等ソリューションの新規開発、得意先支援モデルの共同研究も
両社は今回の提携により、 「キュービックス(R)」を中心とした、製薬企業や医療機関、保険薬局、患者へのスペシャリティ医薬品流通ソリューションの機能拡充及び展開体制の強化を進めていく。
また、両社グループが保有する取り引きチャネルやノウハウなどを活用し、病院グループや薬局チェーンなどの得意先向けソリューションの新規開発及び展開、更に製薬企業向け事業の強化や物流の共同化による効率化を図るなど、既存事業の基盤強化も目指す。
今後両社は、医療材料卸売り事業におけるソリューションの新規開発や効率化、及び、再生医療分野における新たなメーカーや得意先支援モデルについての共同研究も行っていくとしている。
(画像は株式会社スズケン ホームページより)

株式会社スズケン ニュースリリース
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