製薬業界ニュース
2025年05月09日(金)
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「Galcanezumab」、片頭痛患者における長期安全性についてポシティブな結果を示す

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「Galcanezumab」、片頭痛患者における長期安全性についてポシティブな結果を示す

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片頭痛発現日数を減少させた
日本イーライリリー株式会社は、9月22日、「Galcanezumab」の片頭痛患者における長期安全性について、ポシティブな結果が示されたと発表した。

この発表は、米国イーライリリー社が9月8日に発表したプレスリリースを翻訳したもの。第3相非盲検12ヵ月投与試験において「Galcanezumab」は、1ヵ月の片頭痛発現日数について統計学的に有意な減少を示したという。

片頭痛
疾患としての認知が未だ低い片頭痛
片頭痛は、日常生活に支障をきたす神経系の疾患。悪心・嘔吐・光および音への感覚過敏・視覚的変化などの症状を伴い、重度の頭痛エピソードを繰り返す特徴を持つ。しかし、疾患としての認知は未だ低く、未治療のケースが多いのが現状となっている。

「Galcanezumab」は、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)へ特異的に結合し、CGRPの活性を阻害するよう設計されたモノクローナル抗体。CGRPは、片頭痛および群発頭痛において役割を果たしていると考えられているペプチド。同剤は、月1回の自己注射治験薬であり、片頭痛および群発頭痛の予防薬として開発が進められている。

詳細は国際頭痛学会議で発表
「Galcanezumab」の第3相非盲検12ヵ月投与試験では、反復性および慢性片頭痛の患者270名を対象として、同剤2用量を皮下投与し、安全性と有効性が評価された。2用量群とも、片頭痛発現日数について統計学的に有意な減少を示し、有害事象発現率においても臨床的に重要な差は認められなかったという。

なお、同試験の詳細な結果は、バンクーバーにて開催された第18回国際頭痛学会議において発表された。

(画像は日本イーライリリーの公式ホームページより)


外部リンク

片頭痛患者においてGalcanezumabが長期安全性についてポシティブな結果を示した - 日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/


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