スペイン・マドリードで開催される学会
エーザイ株式会社は、9月1日、同社のがん領域における開発品・製品の最新試験データを、欧州臨床腫瘍学会年次総会(ESMO2017 Congress)にて発表することを明らかにした。
欧州臨床腫瘍学会年次総会は、9月8日から12日までスペイン・マドリードで開催される学会。エーザイは、「レンバチニブ」についての口頭発表などを行う。
口頭発表は「レンバチニブ」に関する3題
エーザイは、がん領域を重点領域の一つと位置づけ、その「治癒」に向けた革新的な新薬創出をめざしている企業。最先端の研究から革新的な創薬を行い、患者とその家族、医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、貢献している。
同社が欧州臨床腫瘍学会年次総会にて行う口頭発表は、3題であり、いずれも同社が創製した新規結合型選択的チロシンキナーゼ阻害剤「レンバチニブ」に関するもの。腎細胞がんに対する「ペムブロリズマブ」との併用療法、肝細胞がんに対する一次治療における「ソラフェニブ」との比較、同じく肝細胞がん治療における健康関連QOL解析について、発表が行われる。
ポスター発表も6題
なお欧州臨床腫瘍学会年次総会においてエーザイは、ポスター発表も行う。
ポスター発表は、「レンバチニブ」の試験解析結果などに加え、ハリコンドリン系微小管ダイナミクス阻害剤「エリブリン」、そしてプロスタグランジンE2受容体EP4阻害剤「E7046」の試験に関する演題など、6題の発表が予定されている。
(画像は写真素材 足成より)

欧州臨床腫瘍学会年次総会におけるエーザイのがん領域の開発品・製品に関する演題について - エーザイ株式会社
http://www.eisai.co.jp/news/news201739.html