製薬業界ニュース
2024年05月21日(火)
 製薬業界ニュース

久光、経皮吸収型パーキンソン病治療剤の臨床試験の結果を発表

新着ニュース30件






























久光、経皮吸収型パーキンソン病治療剤の臨床試験の結果を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加
第3相臨床試験の結果を発表
久光製薬株式会社(以下、久光製薬)は2月27日、経皮吸収型パーキンソン病治療剤HP-3000の国内第3相臨床試験の結果を発表した。

HP-3000は、パーキンソン病治療に使用されるロピニロール酸塩を久光製薬の経皮薬物送達システム(以下、TDDS)を用いて開発した薬剤。

2015年4月に、パーキンソン病治療薬レボドパを使用する患者を対象に、HP-3000を1日1回投与し、その有効性と安全性を比較評価する第3相臨床試験を開始していた。

その結果、有効性においてレボドパに有意に改善が認められたとしている。また、ロピニロール酸塩を経口投与した場合とHP-3000の経皮吸収による投与とでは、非劣性は認められなかったという。

久光製薬
2018年度中の製造販売承認を目指す
TDDSは、薬剤が角質層を経て、真皮を透過して毛細血管から吸収する技術。その大きなメリットとして、適切な血中濃度を長時間維持することができる。

パーキンソン病は、神経変性疾患の1つで、ドパミン神経細胞の減少が原因で起こると言われている。その根本的な治療法はまだなく、薬剤を用いた対症療法が行われている。また、HP-3000は、特発性レストレスレッグス症候群を対象とした臨床試験も実施している。

久光製薬は、2018年度中の製造販売承認を目指すとしている。

(画像は久光製薬株式会社HPより)


外部リンク

久光製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.hisamitsu.co.jp/


Amazon.co.jp : 久光製薬 に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->