ファイザーが創製した抗うつ薬
ファイザー株式会社と大日本住友製薬株式会社は、2018年3月1日、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤「イフェクサーSRカプセル」の共同販促(コ・プロモーション活動)を本年4月より開始すると発表した。
「イフェクサーSRカプセル」は、うつ病・うつ状態を効能・効果とする薬剤。ファイザーが創製し、製造販売承認も同社が保有している。
うつ病を寛解へ導くことができる第一選択薬
「イフェクサーSRカプセル」は、神経伝達物質であるセロトニンおよびノルアドレナリンの両方の再取り込み阻害作用を持つ抗うつ薬。1日1回経口投与の徐放性カプセル製剤となっている。
同剤は、海外では既に大うつ病性障害などの治療薬として浸透しており、世界90以上の国と地域で承認を取得。豊富な使用経験とエビデンスを有し、米国の治療アルゴリズムでは「精神病性の特徴を伴わないうつ病治療」の第一選択薬として推奨されている。
ファイザーは2015年、うつ病・うつ状態を効能・効果として「イフェクサーSRカプセル」を発売。うつ病を寛解へ導くことができる第一選択薬の一つであると、同社は考えている。
情報提供活動を充実させ、適正使用を推進
ファイザーと大日本住友製薬は今回、「イフェクサーSRカプセル」のコ・プロモーション活動について契約を締結。同剤の情報提供活動については両社が共同で担当し、製造・販売については従来通りファイザーが担当する。
このコ・プロモーション開始を機にファイザーと大日本住友製薬は、情報提供活動を一層充実させ、うつ病治療における「イフェクサーSRカプセル」の適正使用を推進するとしている。
(画像はプレスリリースより)

「イフェクサーSRカプセル」コ・プロモーション開始のお知らせ - ファイザー株式会社
http://www.pfizer.co.jp/