製薬業界ニュース
2024年05月03日(金)
 製薬業界ニュース

ヤンセン「ザイティガ」、前立腺がんの日本人患者において臨床的有効性を示す

新着ニュース30件






























ヤンセン「ザイティガ」、前立腺がんの日本人患者において臨床的有効性を示す

このエントリーをはてなブックマークに追加
全米臨床腫瘍学会泌尿生殖器がんシンポジウムで発表
ヤンセンファーマ株式会社は、2018年2月13日、アビラテロン酢酸エステル「ザイティガ」が、内分泌療法未治療のハイリスクの予後因子を有する前立腺がんの日本人患者群において臨床的有効性を示したと発表した。

この発表は、米国ヤンセンリサーチ&ディベロップメント社(以下「ヤンセン社」)が、2月9日に2018年全米臨床腫瘍学会泌尿生殖器がんシンポジウムにて行った発表を抄訳したもの。

前立腺がん
アンドロゲンの産生を阻害する作用を持つ
「ザイティガ」は、アンドロゲン合成酵素であるCYP17を選択的に阻害することで抗腫瘍効果を示す、CYP17阻害剤。精巣・副腎・腫瘍組織自体という、前立腺がんにとって重要な3つのアンドロゲン(前立腺がんの増殖を促進する)分泌源全てにおいて、アンドロゲンの産生を阻害する作用を持つ唯一の承認薬となっている。

同剤は現在、100か国以上において承認を取得しており、これまで世界中で290000人以上の男性に処方された実績を誇る。また日本国内においては、2014年7月に「去勢抵抗性前立腺がん」を適応とする承認を取得している。

全生存期間と無増悪生存期間を延長
今回ヤンセン社が発表したのは、「ザイティガ」の第3相ピボタル試験であるLATITUDE試験のサブグループ解析の結果。

同試験では、アンドロゲン除去療法(ADT)と「ザイティガ」および「プレドニゾン」の併用群を、ADTおよびプラセボ併用群と比較。「ザイティガ」併用群は、内分泌療法未治療のハイリスクの予後因子を有する前立腺がんの日本人患者において、全生存期間と無増悪生存期間を延長させ、良好な臨床的有効性を示したという。

(画像はヤンセンファーマ株式会社の公式ホームページより)


外部リンク

アビラテロン酢酸エステルは前立腺がんの日本人患者群においても臨床的有効性を示した - ヤンセンファーマ株式会社
http://www.janssen.com/japan/press-release/20180213


Amazon.co.jp : 前立腺がん に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->