「アミオダロン塩酸塩静注」と「トラセミドOD錠」
トーアエイヨー株式会社は、2018年2月15日、ジェネリック医薬品2成分3品目の製造販売承認を取得したと発表した。
今回同社が承認を取得したのは、不整脈治療剤の「アミオダロン塩酸塩静注 150mg『TE』」と、ループ利尿剤の「トラセミドOD錠 4mg『TE』」「同 8mg」。
スペシャリティファーマを目指すトーアエイヨー
トーアエイヨーは、1943年の創業以来、研究開発型企業として成長を遂げてきた企業。1980年代には、心臓病薬「フランドル」「フランドルテープ」の開発に成功し、発売後にはユニークで優れた製品として高い評価を獲得している。
同社はその後も、狭心症治療用硝酸薬を次々に発売。高齢化社会を迎え急増している心臓病患者に、光明をもたらすものとして期待を集めている。また近年は、他社の循環器領域における製品のプロモーション提携・導入販売なども展開。真に必要とされるスペシャリティファーマを目指し、社会に貢献し続けたいと願っているという。
不整脈治療剤とループ利尿剤
今回製造販売承認を取得した2成分3品目のうち、「アミオダロン塩酸塩静注 150mg『TE』」は、「アンカロン注 150」のジェネリック。アミオダロン塩酸塩を有効成分とした不整脈治療剤(室温保存可能なアンプル製剤)となっている。
「トラセミドOD錠『TE』」は、「ルプラック錠」のジェネリック。トラセミドを有効成分としたループ利尿剤であり、水分摂取量が制限される患者や高齢者などの利便性を高めるべく、口腔内で崩壊する利尿剤となっている。
(画像はトーアエイヨーの公式ホームページより)

ジェネリック医薬品2成分3品目の製造販売承認取得について - トーアエイヨー株式会社
http://www.toaeiyo.co.jp/info/pdf/info-amz-i-trd.pdf