直接比較試験CLARITY試験の結果
ノバルティス ファーマ株式会社は、2018年2月8日、尋常性乾癬患者を対象として実施された直接比較試験(CLARITY試験)において、「コセンティクス」が「ウステキヌマブ」に対して寛解率について優越性を示したと発表した。
この発表は、スイス・ノバルティス社が1月16日に発表したプレスリリースを翻訳したもの。
IL-17Aサイトカインを特異的に阻害する
「コセンティクス」は、乾癬・乾癬性関節炎(PsA)・強直性脊椎炎(AS)の治療薬として最初に承認された、ヒトIL-17A阻害薬。尋常性乾癬などの病因において重要な役割を担うIL-17Aサイトカインを、特異的に阻害する作用を持つ。
CLARITY試験は、中等症から重症の尋常性乾癬患者を対象として実施された、多施設共同・無作為化・二重盲検試験。「コセンティクス」の「ウステキヌマブ」に対する優越性の検証が、目的となっている。主要評価項目は、12週目のPASI90(Psoriasis Area and Severity Index)と、IGA(Investigator’s Global Assessment) mod 2011 0/1反応率にベースラインから90%以上の改善が認められることだった。
免疫疾患の患者の生活改善に取り組む
CLARITY試験の結果「コセンティクス」は、PASI90を達成した患者の割合が66.5%に達した。「ウステキヌマブ」は47.9%であり、有意に高い有効性を示す形となっている。また、るIGA mod 2011 0/1を達成した患者の割合についても、「コセンティクス」投与群は72.3%、「ウステキヌマブ」投与群は55.4%だった。
ノバルティス社は今後も、免疫疾患の患者の生活改善に取り組み、高いアンメットメディカルニーズがある特殊な皮膚科疾患・リウマチ疾患・自己炎症性疾患などに注力するとしている。
(画像はノバルティス ファーマの公式ホームページより)

乾癬においてウステキヌマブに対し「コセンティクス」が寛解率で優越性を示す - ノバルティス ファーマ株式会社
https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20180208