米国で新たなジェネリック薬を発売
沢井製薬株式会社(以下、沢井製薬)は2月5日、米国にある子会社Upsher-Smith Laboratories,LLC(以下、Upsher-Smith)が、米国でブメタニド錠0.5mg、1mg、2mgを発売したことを発表した。
ブメタニドは、第一三共株式会社が開発したループ利尿剤。強力で即効性に優れ、心臓や腎臓、肝臓の機能の低下によるむくみを改善、また、がんによる腹腔内に水がたまるがん性腹水の治療に使用されている。
日本ではルネトロンの商品名で、また、米国ではValidus Pharmaceuticals LLCが、Bumex(R)錠の商品名で販売している。
世界から認知されるジェネリック医薬品企業をめざして
Upsher-Smithは、1919年に創業した米国ジェネリック市場シェア上位の製品や製造難度の高い徐放性製剤を有するジェネリック製薬企業。
沢井製薬は、2020年度末までに世界から認知されるジェネリック医薬品企業となることを目標に、世界最大のジェネリック市場である米国市場での基盤を目的として、2017年5月にUpsher-Smith を買収。
また、沢井製薬は2017年2月に日本のジェネリック専業メーカーとして、初となるパラグラフ4による承認を取得している。
(画像は沢井製薬株式会社HPより)

沢井製薬株式会社 プレスリリース
https://www.sawai.co.jp/release_list/20180205/605/