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2024年05月22日(水)
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大塚製薬工場、DOL社を100%子会社化しバイオ人工膵島「ディアベセル」の開発を加速

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大塚製薬工場、DOL社を100%子会社化しバイオ人工膵島「ディアベセル」の開発を加速

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LCT社からDOL社の全株式(50%)を取得
株式会社大塚製薬工場は1月25日、Living Cell Technologies Limited(LCT社)が保有するニュージーランドの合弁会社、ダイアトランズ大塚株式会社(DOL社)の全株式(50%)を取得することに合意し、株式譲渡契約を締結した、と発表した。

ディアベセル
契約により、ニュージーランド現地時間2018年1月31日付で譲渡が完了し、大塚製薬工場のDOL社への出資比率は100%になる。

子会社化により、糖尿病治療用ディアベセルの開発を加速
糖尿病治療にはさまざまな方法があるが、十分な効果が得られない患者も多数存在する。

大塚製薬工場は、糖尿病治療のため細胞治療という新しい方法を共同開発するため、2011年11月1日、LCT社と合弁会社DOL社を設立し、糖尿病治療用のバイオ人工膵島「DIABECELL(ディアベセル)」の研究開発と事業化に取り組んだ。

ディアベセルは、無菌状態で飼育されたブタの膵島細胞を、カプセルに閉じ込めたカプセル化ブタ膵島細胞で糖尿病患者の腹腔内に移植し、インスリン分泌を補充する装置で、LCT社が開発した製品である。

重症1型糖尿病治療に対する、新たな選択肢として期待されている。

大塚製薬工場は、2014年10月DOL社とライセンス契約を締結し、米国および日本におけるディアベセルの独占的開発・製造・販売権を得た。

今回のDOL社子会社化により、ディアベセルの開発を加速させる。米国でのディアベセルの臨床試験を、数年以内に実施することを目指す、という。また、現在日本での開発も検討中とのこと。

(画像は株式会社大塚製薬工場のHPより)


外部リンク

株式会社大塚製薬工場のニュースリリース
http://www.otsukakj.jp/news_release/pdf/20180125.pdf


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