音と画面表示で判定のばらつきを低減
積水メディカル株式会社は2018年1月26日のニュースリリースで、デンシトメトリー分析装置「ラピッドテスタ(R) リーダー」及びインフルエンザウイルス抗原検出用の迅速検査キット「ラピッドテスタ(R) FLU・NEXT」を2018年1月24日付けで販売を開始したと発表した。
「ラピッドテスタ(R) リーダー」は、イムノクロマト法試薬の発色ラインの反射光強度を測定し、検体中の測定対象物の定性判定に使用する装置であり、自動判定した検査結果を音と画面表示で通知して、一目で結果を分かるようにすることで、判定のばらつきを低減している。
少量の3滴の試料滴下数で測定可能
「ラピッドテスタ(R) FLU・NEXT」は、「ラピッドテスタ(R) リーダー」による判定のほか、鼻腔ぬぐい液、咽頭ぬぐい液などの検体から、目視判定も可能という特長をもつA型及びB型のインフルエンザウイルス抗原検出用の迅速検査キットである。
また、「ラピッドテスタ(R) リーダー」による判定項目としてRSウイルス(開発中)、A群ベータ溶血連鎖球菌(開発中)の追加を予定している。
積水メディカルはPOCビジネスを事業拡大の重点施策の一つとして掲げ、新製品の開発や要員の拡充を図ることにより、着実にその売上を伸ばしてきており、今後も多様化を極める臨床検査業務において、装置・試薬・学術情報・技術情報のサポートを実現し、顧客の更なる利便性の向上に努めていくと述べている。
(画像はプレスリリースより)

積水メディカル株式会社ニュースリリース
http://www.sekisuimedical.jp/news/release/180126.html積水メディカル株式会社
http://www.sekisuimedical.jp/index.html