ノーデン社との譲渡契約の締結に基づく
ノバルティスファーマ株式会社は2018年1月17日のプレスリリースで、高血圧治療薬「ラジレス(R)錠150mg」(一般名:アリスキレンフマル酸塩)の日本における製造販売承認を、2018年1月29日付けで株式会社オーファンパシフィックに承継することを発表した。
今回の承継は、ノバルティスがラジレス(R)の全世界における製造販売権を、2016年7月にアイルランドに本拠を置くノーデン社に譲渡する契約を締結したことに基づくものである。
オーファンパシフィックが製品供給と情報収集を担う
ノーデン社は、日本におけるラジレス(R)の製造販売元として株式会社オーファンパシフィックを選定、2018年1月29日以降は、株式会社オーファンパシフィックが製品の安定供給を行い、また医薬品情報の提供と収集を行うことになる。
ラジレス(R)は、直接的レニン阻害による高血圧治療薬で、これまで世界50カ国以上で販売され、日本では2009年7月に承認を取得し、2009年10月に発売した薬剤である。
ノバルティスファーマ株式会社は、スイスに本拠を置くノバルティスの医薬品部門の日本法人であり、世界155カ国以上で製品を販売している。
(画像はノバルティスファーマ株式会社のサイトより)

ノバルティスファーマ株式会社プレスリリース
https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/ノバルティスファーマ株式会社
https://www.novartis.co.jp/