成長を続ける製薬企業であるために
Meiji Seika ファルマ株式会社は、9月20日、医薬開発本部直轄の組織として「メディカルサイエンス推進室」を10月1日に新設すると発表した。
同推進室新設は、同社が医療ニーズに的確に応えるためのもの。感染症と中枢神経系疾患を中心とする「スペシャリティ・ファーマ」として、さらに成長を続ける製薬企業であるため、新設に至ったという。
医療への科学的側面からの支援をより一層拡充
医薬品の製品価値を高める製品ライフサイクルマネジメント(LCM)や、医薬品の適正使用に有益なエビデンス創出の重要性は、近年高まっている。
こういった状況を受けて今回新設される運びとなった「メディカルサイエンス推進室」は、医療への科学的側面からの支援をより一層拡充することを目的とする。同推進室は、LCMや臨床研究、製造販売後調査などを企画・支援。加えて意思決定についても、必要な情報を収集すると共に推進を行うとしている。
抗精神病薬適正使用に関するエビデンスを創出
「メディカルサイエンス推進室」の当面における具体的な活動内容としては、同社が本年5月に新発売した『シクレスト舌下錠』を軸とする抗精神病薬の適正使用に関するエビデンス創出が中心となる。
同社は今後も、誠実かつ謙虚に信頼の獲得に努めるとしている。

「メディカルサイエンス推進室」新設のお知らせ 2016年10月1日付 組織改定 - Meiji Seika ファルマ株式会社
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/