製薬業界ニュース
2025年05月15日(木)
 製薬業界ニュース

武田薬品、MacroGenics社とMGD010に関する提携を終了

新着ニュース30件






























武田薬品、MacroGenics社とMGD010に関する提携を終了

このエントリーをはてなブックマークに追加
武田、MGD010について全世界での権利を返還
米国メリーランド州に本社を置くMacroGenics, Inc.(以下「MacroGenics社」)と武田薬品工業株式会社(以下「武田薬品」)は、9月13日、MGD010に関するライセンスおよびオプション契約の終了を発表した。

MacroGenics社と武田薬品は、2014年5月、CD32BおよびCD79Bを同時に標的とする二重特異性分子である、MGD010に関する契約を締結。

契約に基づいて、武田薬品は、予め規定された臨床第1相試験の試験終了後のデータを含むデータパッケージの配信後に、MGD010の全世界のライセンスを取得するオプション権を獲得した。

がん、自己免疫疾患、感染症に対する革新的なモノクローナル抗体をベースとした、新規の治療薬の創製・開発を手がけるバイオ医薬品企業であるMacroGenics社は、本契約終了によって、武田薬品よりMGD010の全世界での権利を返還をされることになる。

今後MacroGenics社は、MGD010について、これまで報告された良好な試験結果に基づき開発を進める予定。

武田薬品
オプション権行使期間中の契約終了決定
武田薬品は、今回オプション権行使期間中に契約終了を決定したことについて、同社が疾患領域の優先順位を再定義したことによるものであり、現在実施中のMGD010の臨床第1相試験に基づくものではないと説明している。

武田薬品の中枢神経系疾患Therapeutic Area UnitのGlobal HeadであるEmiliangelo Ratti氏は、MacroGenics社との提携終了に際して、同社のMGD010の開発プロジェクトにおける役割が終了したとするとともに、次のように述べた。

「B細胞が媒介する自己免疫性・炎症性疾患に苦しむ患者さんに対する新たな治療薬として、MGD010の開発が順調に進捗していくことを願っています」

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

武田薬品株式会社 ニュースリリース
http://www.takeda.co.jp/
Amazon.co.jp : 武田薬品 に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->