1985年より寄贈し続けているサービスカー
中外製薬株式会社は、9月16日、福祉へ取り組む5団体に対して「在宅福祉移送サービスカー」5台を寄贈すると発表した。
中外製薬は1985年より、在宅で介護を受ける高齢者や身体が不自由な人の移動手段としてサービスカーを寄贈し続けている。今回の寄贈により、同社の寄贈累計台数は243台となった。
施設への移動手段として活用
超高齢社会を迎えた日本においては、介護を必要とする高齢者や身体の不自由な人は年々増加している。このような人たちが住み慣れた地域で安心して自立した生活を送るため、在宅福祉サービスが様々な施設で行われており、今回中外製薬が寄贈する「在宅福祉移送サービスカー」はこうした施設への移動手段として活用されている。
寄贈される「在宅福祉移送サービスカー」は、ワゴンタイプ。前席には運転手含む2名、後部には車いすを利用したままで最大4名が乗車できる。車いす2台に加えて運搬台車付担架を搭載することも可能であり、車いすなどの昇降のためにリフトも装備している。
各団体において寄贈式が行われる
今回中外製薬が「在宅福祉移送サービスカー」を寄贈するのは、北海道の浦幌町社会福祉協議会、静岡県の磐田市社会福祉協議会、大阪府の豊能町社会福祉協議会、香川県のさぬき市社会福祉協議会、そして沖縄県の与勝福祉会。
寄贈はいずれの団体も10月に行われ、各団体において寄贈式が行われる予定。
(画像はプレスリリースより)

在宅福祉移送サービスカーの寄贈について - 中外製薬株式会社
http://www.chugai-pharm.co.jp/news/