9月9日の「救急の日」に
アステラス製薬株式会社は、9月7日、「救急の日」に全国の自治体を対象に高規格救急自動車3台を寄贈すると発表した。
同社は46年にわたって、9月9日の「救急の日」に救急自動車を全国自治体に寄贈している。今年寄贈されるのは、山形県最上郡と千葉県南房総市、そして香川県仲多度郡の消防署。
累計寄贈台数は237台に及ぶ
アステラス製薬は社会貢献活動の一環として、各自治体の消防機関に対する救急自動車寄贈を、1970年より続けている。各地域における救急業務の高度化と、救急業務体制のさらなる充実に貢献するためだという。今年寄贈される3台を合計すると、累計寄贈台数は237台に及ぶ。
また同社はこの取り組みにおいて、近年の都市部における医療の専門化・集約化の進展により、患者の搬送距離および搬送時間が延びている点も憂慮。搬送中の処置がより重要となり、救命救急士が搭乗する高規格救急自動車の必要性が高まっていると判断し、2008年度以降の寄贈車は全て高規格救急自動車としている。
山形県最上郡、千葉県南房総市、香川県仲多度郡
本年度の高規格救急自動車の寄贈先は、山形県最上郡の最上広域市町村圏事務組合消防署北支署、千葉県南房総市の館山消防署、そして香川県仲多度郡の多度津町消防署。いずれも、消防庁からの推薦により決定したという。
アステラス製薬は今後も、様々な活動を通じて医療や健康の面から企業の社会的責任を果たしていきたいとしている。

9月9日(救急の日)に救急自動車を寄贈 - アステラス製薬株式会社
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