田辺三菱製薬株式会社(以下、田辺三菱製薬)は9月6日、サンファーマ株式会社(以下、サンファーマ)の14の製品について販売提携したことを発表した。
サンファーマはインドに本社のあるSun Pharmaの子会社で、日本でのジェネリック医薬品の製造、販売、開発を目的に2012年に設立された。
今回の14の製品は、ノバルティスファーマ株式会社(以下、ノバルティスファーマ)が製造販売していたもので、サンファーマが日本での製造販売承認されたものである。
ノバルティスファーマは世界180国以上に製品を提供しているスイスに本社のある巨大なヘルスケアカンパニーだ。田辺三菱製薬は、一定の期間という期限付きで販売、流通や医療関係者への適正使用情報の提供を行うとしている。
11月1日から順次販売
サンファーマが承認された製品の年間売上高は1億6,000万米ドル(約180億円)という規模で、様々な疾患の治療薬となっている。サンファーマはこの14の製品で今後、日本市場に参入することを今年3月に発表していた。
サンファーマがノバルティスファーマから承認された後は、田辺三菱製薬がサンファーマのラベルで販売するとしている。
販売は11月1日からで、バーロデル(R)(パーキンソン症候群治療薬)、ラミシール(R)(爪白癬、手・足白癬、カンジダ症治療薬)の2種類が予定されている。その後、順次他の製品についても販売するとしている。

田辺三菱製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.mt-pharma.co.jp/