革新的医薬品へ対するアクセスを改善
武田薬品工業株式会社は、8月26日、医薬品アクセス(Access to Medicines)に関する新たな取り組みを開始したと発表した。
この取り組みは、生命を救う可能性がある同社の革新的医薬品へ対する、アンメットメディカルニーズの高い患者のアクセス改善を目的とするもの。
患者の生命を救うために必要
武田薬品は長年にわたり、世界各国・地域のニーズに応じた医薬品の提供・資金援助・医薬品アクセスの改善を、数多くの国々にて行ってきた。今回の医薬品アクセスに関する新たな取り組みは、これらの取り組みをさらに発展させるもの。
今回開始された取り組みは、ラテンアメリカや東南アジア、アフリカなど、アンメットメディカルニーズの高い地域や疾患領域へよりフォーカスする。これらの国々では、医薬品アクセスを制限するさまざまな障壁に対する持続可能なアプローチが、患者の生命を救うために必要とされている。
サブサハラ諸国で取り組み
武田薬品のこの取り組みでは、患者支援プログラム、医薬品の販売そのものに留まらないプログラムの実施、サブサハラ諸国での取り組み、研究開発、そしてCSR活動などが行われる。
世界では毎年3800万人が非感染性疾患で死亡しており、そのうちの2800万人が低・中所得国の人々とされる。武田薬品は、適切な費用負担に基づく革新的な医薬品へのアクセスを推進すべく、今後も取り組みを続けるという。

医薬品アクセス(Access to Medicines)に関する新たな取り組みについて - 武田薬品工業株式会社
http://www.takeda.co.jp/news/2016/