家庭で作ることができる腎臓病食を紹介
ノバルティス ファーマ株式会社は、6月30日、同社運営の慢性腎臓病(以下「CKD」)情報サイト『腎援隊』において、『ごほうび腎臓病食』の掲載を開始した。
『腎援隊』は、CKD患者とその家族を対象にした情報サイト。『ごほうび腎臓病食』では、妻形健司シェフと管理栄養士・朝倉洋平氏が監修し、家庭で作ることができる腎臓病食が紹介される。
患者が自身への「ごほうび」として
不適切な食事は、CKD患者の病態を進行させる。特に、過剰なたんぱく質摂取は腎障害進行に影響し、塩分摂取量の増加は高血圧や蛋白尿発症の増悪因子となる。そのためCKD患者の食事療法では、体調を維持しつつ制限のある食事を長く継続していく必要があるが、現実的にはメニューが単調になりがちという問題もあった。
そこで『腎援隊』は、イタリア料理のプロシェフである妻形氏と、日々CKD患者の栄養指導にあたる管理栄養士・朝倉氏による共同監修の下で、食事療法のサポート『ごほうび腎臓病食』を企画。患者が自身への「ごほうび」として、季節ごとに手に入りやすい素材でできるおいしいイタリア料理のメニューを紹介することにしたという。
第1回のメニューは、夏のランチ・メニュー
6月30日に掲載された『ごほうび腎臓病食』第1回のメニューは、夏のランチ・メニュー。前菜はトスカーナ風パンツァネッラ、パスタはフレッシュトマトとバジルのスパゲティーでモッツァレラチーズ添え、ドルチェがフルーツのマチェドニアという内容になっている。
『腎援隊』は、『ごほうび腎臓病食』の他にも食事療法に関する情報も掲載し、患者や家族が正しい食事療法を続けることができるようサポートしていくという。
(画像はプレスリリースより)

家族と考える慢性腎臓病情報サイト「腎援隊」に「ごほうび腎臓病食」登場 - ノバルティス ファーマ株式会社
http://www.novartis.co.jp/news/2016/pr20160630.html