CTEPHの認知促進と患者支援が目的
バイエル薬品株式会社は、6月9日、同社が展開している『CTEPH バルーン・ドリーム』プロジェクトのキックオフ・イベントについてのプレスリリースを発表した。
『CTEPH バルーン・ドリーム』は、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の認知促進と患者支援を目的とした活動。キックオフ・イベントは、6月3日、東京都渋谷区にて開催されている。
膨らませたバルーンを1つ500円に換算
『CTEPH バルーン・ドリーム』プロジェクトでは、バルーン(風船)を患者の夢や希望の象徴として捉える。そして、膨らませたバルーンを1つ500円と換算し、CTEPHをはじめとする肺高血圧症(PH)患者の支援や団体活動を行っている。
同プロジェクトのキックオフ・イベントは、渋谷モディ1Fの店頭広場にて開催された。イベント当日は、バイエル薬品循環器領域事業部のオリバー・ジグラー氏、CTEPH啓発大使でプロサッカー選手の細貝萌さん、風船職人のSHINOさんが登壇している。
今後もCTEPH患者のQOL向上に貢献
CTEPHでは、肺の血管の内側に血のかたまり(血栓)が詰まり、血液が流れにくくなる疾患。このため、肺動脈へかかる圧が上昇する「肺高血圧症」と呼ばれる状態が続き、肺と心臓の血液の流れが悪くなる。息苦しさや身体のだるさ、また胸の痛みなど、様々な症状が現れる。
バイエル薬品は今後も、CTEPH患者のQOL向上に貢献できるよう、啓発活動に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)

CTEPH 患者さんの夢を形に!~支援につながる巨大バルーンアートが完成~ - バイエル薬品株式会社
http://byl.bayer.co.jp/html/press_release/