日本郵便と調剤薬局が連携した宅配サービス
日本郵便株式会社(以下、日本郵便)は、2016年5月9日、株式会社メディカルシステムネットワーク(以下、メディカルシステムネットワーク)と連携した処方薬などの宅配サービスを開始することを発表した。
メディカルシステムネットワークのグループ会社である株式会社ファーマホールディングは調剤薬局、なの花薬局を運営している。
今回のサービスでは、処方薬などを在宅医療患者に向けてゆうパックを活用した宅配サービスを行っていく。
調剤薬局の薬剤師が服薬指導をした後、郵便局が集荷した在宅処方薬などを在宅患者の自宅あるいは居住する施設に配達するという仕組みである。
一部地域で宅配サービスを開始
このたびの宅配サービスは、札幌市と名古屋市の一部地域に限定して提供されるもので、2016年6月上旬からの開始を予定している。
宅配サービスが滑り出した後は、調剤薬局における服薬指導時に、処方薬などと合わせて衛生用品や日用雑貨、飲料など、他の商品にサービスを広げていく計画である。グループ子会社の通販機能を活用して、注文を受けた商品共、在宅患者に配達する。

日本郵便株式会社 プレスリリース
http://www.post.japanpost.jp/なの花薬局
http://www.pharmaholdings.jp/