会計窓口業務を軽減化
グローリー株式会社は、中小規模病院や調剤薬局の会計窓口向けに自動支払機「FHP-S10」を開発し、2016年5月から販売を開始する。
この製品は、病院や調剤薬局で窓口業務の負担を軽減し、利用者に対しては持ち時間を短縮するなど、利便性を高めることを目的としている。
これらの現場では、混雑を解消することや現金管理業務を削減することが課題となっているが、自動支払機については設置スペースやコストがネックとなり、導入が見送られるという現状があった。
コンパクトでローコストに
「FHP-S10」のサイズは幅530ミリ、奥行き720ミリ、高さ1,345ミリで、先行機種FHP-20より幅120ミリ減、奥行き170入り減、高さ205ミリ減とコンパクト化している。また、同社主力製品のユニットとの共通化でローコスト化し、中小規模病院に対応した価格を実現している。
画面表示はタッチパネルディスプレーやアニメーションのガイダンスにより、高齢者や色弱者にも配慮した操作性となっている。支払い方式ではデビットカードやクレジットカードを利用可能にして、決済を簡便にしている。
さらに、カラーレーザープリンターを標準搭載し、領収書、診療報酬明細のサイズやレイアウトの幅広いニーズに対応する。

グローリー株式会社 ニュースリリース
http://www.glory.co.jp/company/news/2016/0428.html