先端医療振興財団の「創薬イノベーションプログラム」
Meiji Seika ファルマ株式会社(以下、Meiji)は、2016年4月15日、公益財団法人先端医療振興財団と共同で、「自己免疫疾患と癌の創薬研究」を開始したことを発表した。
神戸市の先端医療センター内に2000年に設立された同財団は、「創薬イノベーションプログラム」を掲げており、「自己免疫疾患と癌の創薬研究」はその第一号となる。
このプログラムは、同財団が国内外の製薬会社などに対して、研究機関、基盤施設が集積した神戸医療産業都市の研究開発機能と連携したプログラムを提案し、同財団との共同研究体制にて行うもの。財団では、創薬開発に必要な環境として研究者、設備、臨床開発などを一元的に提供する。
共同研究で目指すこと
Meijiと先端医療振興財団は、自己免疫疾患や癌の治療に貢献する新規医薬品を開発するため、免疫の調整機構を解明し、制御方法などを研究していく。
研究期間は2016年4月1日から5年間とし、両者から4名の研究担当者を配置し、先端医療センター研究棟の分子病態研究部ラボにて行う。今後、研究員は6名まで増員する予定である。
(画像はプレスリリースより)

Meiji Seika ファルマ株式会社 プレスリリース
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/