複数のAG製品の製造販売承認を新たに取得
第一三共株式会社は、2月15日、同社の国内子会社である第一三共エスファ株式会社が国内オーソライズド・ジェネリック(以下「AG」)事業を強化すると発表した。
第一三共エスファは、同日付で複数のAG製品の製造販売承認を取得。これらの製品も含める形で、AGの拡充・浸透を図っていくという。
AGがジェネリック医薬品のスタンダードになる
第一三共エスファは、付加価値の高いジェネリック医薬品や、先発医薬品と基本的に原薬・添加物・製法・製造所が同一のオーソライズド・ジェネリックを提供している企業。第一三共グループの企業理念の中にある「多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」という基本的な考え方のもと、事業を展開している。
2014年12月に同社が発売した「クラビット」のAG製品は、医療現場から高い評価を獲得した。同社は、今後もAGに対する市場ニーズが高まり、さらにはAGがジェネリック医薬品のスタンダードになると判断。事業を強化すべく、複数のAG製品の製造販売承認を新たに取得したという。
製造・供給体制の確保ができ次第、発売へ
今回第一三共エスファが製造販売承認を取得したのは、「オルメサルタンOD錠(先発品「オルメテックOD錠」)」「テルミサルタン錠(先発品「ミカルディス錠」)」「テラムロ配合錠(先発品「ミカムロ配合錠」)」「テルチア配合錠(先発品「ミコンビ配合錠」)」「ロスバスタチン錠(先発品「クレストール錠」)」。
これらのAG製品について第一三共エスファは、安定的な製造・供給体制の確保ができ次第、薬価基準収載および発売の準備を進めるという。
(画像は第一三共の公式ホームページより)

第一三共エスファ株式会社のオーソライズド・ジェネリック事業強化について - 第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006581.html