「Glecaprevir/Pibrentasvir」
アッヴィ合同会社は、2月14日、開発中のパンジェノタイプ・レジメン「Glecaprevir/Pibrentasvir(以下「G/P」)」について、日本での製造販売承認を申請したと発表した。
「G/P」は、2種の異なる抗ウイルス薬を組み合わせた、1日1回投与のレジメン。全ジェノタイプのC型肝炎治療薬として、現在開発されている。
170カ国以上で医薬品を販売
アッヴィは、研究開発型のグローバルなバイオ医薬品企業。アボットラボラトリーズからの分社を経て、2013年に設立された。現在は世界で28000人以上を雇用し、170カ国以上で医薬品を販売している。
同社がミッションとして掲げるのは、世界で最も複雑かつ深刻な疾患領域における、先進的な治療薬の開発・提供。このミッション達成のために、専門知識や献身的な社員、独自の手法を活用している。
日本においてはアッヴィ合同会社が、医療用医薬品の研究・開発や販売に従事。自己免疫疾患・新生児・肝疾患・ニューロサイエンスの各領域を中心に、患者の生活への貢献を行っている。
従来より短い8週間の治療が実現
レジメン「G/P」の申請は、日本人患者を対象とした第3相試験と、アッヴィのグローバル「G/P」臨床開発プログラムのデータに基づいて、行われた。承認された場合、C型肝炎患者の大多数を占める非肝硬変のGT1および2型の患者に対して、従来の治療期間より短い8週間の治療が実現するとしている。
同社は今後も、ウイルス学的治癒を従来より迅速に達成することを検討し、今なお残るアンメット・ニーズに取り組むとしている。
(画像はアッヴィの公式ホームページより)

Glecaprevir【グレカプレビル水和物】/Pibrentasvir【ピブレンタスビル】(G/P)を日本にて製造販売承認申請 - アッヴィ合同会社
http://www.abbvie.co.jp/